機能的トレーニングとピラティスの違いは?
- 2025年06月05日
- お知らせ
機能的トレーニング(Functional Training)とピラティスはどちらも「日常生活や運動に役立つ体の使い方を整える」という共通点がありますが、目的・アプローチ・エクササイズの内容にいくつかの違いがあります。以下に比較表とともに詳しく解説します。
✅ 機能的トレーニングとピラティスの違い【比較表】
項目 | 機能的トレーニング | ピラティス |
---|---|---|
目的 | 実生活やスポーツでのパフォーマンス向上 | 姿勢改善・コアの安定・動作の再教育 |
主な対象 | 一般人〜アスリート、リハビリ後の再トレーニング | 一般人、女性、リハビリ、姿勢改善を求める人 |
中心となる考え方 | 「動きの質」や「連動性」「全身の協調性」 | 「コアの強化」「アライメント」「呼吸」 |
特徴的な動き | 複合関節運動、全身連動、バランス、瞬発力 | 小さく精密な動き、コア主導、ゆっくりした動作 |
使用する道具 | バランスボール、ケトルベル、TRXなど | マット、リフォーマーなどの専用マシン |
呼吸法 | 自然な呼吸が中心 | 胸式呼吸(ラテラル呼吸) |
リズム・テンポ | 速い・反応的な動きも含まれる | ゆっくり丁寧にコントロールされた動作 |
リハビリ要素 | 一部含まれる(特にアスレティックリハ) | 多く含まれる(理学療法由来) |
🔍 それぞれの特徴と用途
● 機能的トレーニングの特徴
- 体幹+四肢を同時に使う多関節運動が中心
- 競技動作の模倣や実生活での動作(しゃがむ・持ち上げるなど)に直結
- 加速度や負荷変化に対応する神経系の訓練も重視
- 筋力・敏捷性・バランス能力を総合的に高める
向いている人:
- アスリート、パフォーマンス向上を目指す人
- 効率よく全身を鍛えたい人
● ピラティスの特徴
- 姿勢制御や深層筋(インナーマッスル)の安定化にフォーカス
- 呼吸と連動した丁寧なコントロールのある動き
- リハビリ由来で関節や筋肉にやさしい
- 神経筋再教育や身体感覚の向上にも効果的
向いている人:
- 姿勢が気になる人、慢性的な不調がある人
- 産後、リハビリ、初心者にも安心して取り組める
💡まとめ
シンプルな言い方 |
---|
機能的トレーニング → 「動ける身体をつくる」 |
ピラティス → 「整った身体をつくる」 |
🔺N.plus銀座店では機能的トレーニング・ピラティスどちらも対応可能な環境です。
そのため、ピラティスで身体を整えた後、動ける身体を作るといった理想的な身体作りが可能です。
利用者様のご希望・目的により個別メニューを作成します。
これから運動を始めたい方、運動を行っている方、もっと健康になりたい方、大歓迎です!ぜひご来店下さい。
投稿者:スタッフ 宮下