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肩関節は消耗品?

だからこそ、ピラティスで“使い方”を見直そう

日常の中で「なんとなく肩が重い」「腕が上がりにくい」と感じたことはありませんか?
実は、**肩関節は“消耗品”**ともいわれるほど、負担がかかりやすく、繊細な関節なのです。

肩関節はなぜ消耗しやすいの?

肩関節は、360度の広い可動域を持つ反面、とても不安定な構造をしています。
そのため、日々の生活の中で次のような影響を受けやすいのです:

  • スマホやパソコン作業による猫背・巻き肩
  • 家事や育児での腕の使いすぎ
  • 加齢や運動不足による筋力低下

こうした積み重ねが、肩関節周囲の筋肉や腱に負担をかけ、四十肩・五十肩といったトラブルに繋がってしまいます。


ピラティスが肩のメンテナンスに効果的な理由

ピラティスでは、「体幹の安定」と「正しい動きの再教育」を大切にしています。
これは、肩関節の健康にも直結するポイントです。

✅ 肩甲骨と上腕骨の連動性を高める
→ 肩がスムーズに動くようになる

✅ ローテーターカフ(肩のインナーマッスル)を活性化
→ 関節を安定させ、ケガ予防に

✅ 姿勢改善によって肩の負担を軽減
→ 猫背や巻き肩の改善につながる

✅ 呼吸を通じて首肩の緊張を緩める
→ 自律神経も整いやすく、リラックス効果も◎


ピラティスで取り入れたい肩ケアエクササイズ

ピラティスの中でも、肩にやさしく効果的な動きはたくさんあります。
初心者にもおすすめのメニューを紹介します。

  • アームサークル:肩周りをやさしくほぐし、可動域を広げる
  • スキャプラリトラクション:肩甲骨の動きを引き出す
  • チェストオープナー:胸を開いて巻き肩を改善
  • スワン:背中を鍛えて姿勢を整える

※これらの動きは、ゆっくりと呼吸に合わせて行うのがポイントです。


肩は「まだ大丈夫」と思っているうちにメンテナンスを

肩の不調は、ある日突然あらわれるものではなく、長年の“クセ”や“姿勢のゆがみ”の積み重ねで起こります。
「今は痛くないから大丈夫」ではなく、今からケアすることが、未来の肩を守る第一歩になります。


まとめ

  • 肩関節は、構造上とてもデリケートで“消耗品”のように負担がたまりやすい
  • ピラティスは、肩関節の動きを整え、トラブルを予防するのに効果的
  • 姿勢・呼吸・筋バランスを整えることが、痛みのない肩づくりにつながる

投稿者:スタッフ 宮下