ピラティスで幸せホルモンを味方に！

毎日を忙しく過ごしていると、なんだか気分が沈んだり、イライラしてしまったり…。
そんなときは、**「セロトニン」**という“幸せホルモン”の力を借りてみませんか？

ピラティスは、身体の不調だけでなく、心にもやさしい効果が期待できる運動です。
今回は、ピラティスとセロトニンの関係、そして心と体を整える新習慣についてご紹介します。

セロトニンは、脳内で働く神経伝達物質の一つで、以下のような働きを持っています。

しかし、ストレスや運動不足、生活リズムの乱れによって、セロトニンの分泌は減少しがち。
結果として、気分の落ち込みや睡眠の不調、イライラが起こりやすくなります。

ピラティスは、一定のリズムで呼吸と動きを連動させる運動です。
この「リズム運動」は、セロトニン神経を活性化させると言われています。

ウォーキングや咀嚼も同様の効果がありますが、ピラティスでは体幹の安定や意識的な動きも加わるため、より深く心身に作用します。

猫背や巻き肩など、姿勢の崩れは呼吸を浅くし、気分の落ち込みにもつながります。
ピラティスでは背骨や骨盤を整え、姿勢を美しく保つ力を養うため、自然と呼吸が深くなり、前向きな気持ちが生まれやすくなります。

ピラティスの特徴的な**ラテラル呼吸（胸郭を広げる呼吸法）**は、副交感神経を優位にし、心を落ち着かせてくれます。
自律神経が整うことで、セロトニンも働きやすくなり、ストレスに強い体と心が育ちます。

ポイントは「呼吸を意識しながら、ゆっくり丁寧に動くこと」。
リラックスした状態で行うことで、セロトニンの分泌が促進されます。

ピラティスは、ただの運動ではありません。
**「自分を大切に扱う時間」**であり、心と体を整えるセルフケアの手段です。

幸せホルモン・セロトニンを味方につけて、心が穏やかになる毎日を手に入れましょう。
小さな一歩が、あなたの未来を変えるかもしれません。

投稿者：スタッフ　宮下