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脳科学とピラティス

はじめに

「ピラティスは体にいい」と聞いたことはあっても、実は脳にも効果的だということをご存じですか?
近年の脳科学研究では、ピラティスのような“意識的な運動”が脳の働きにポジティブな影響を与えることが分かってきています。今回はその仕組みを分かりやすく解説します。


1. ピラティスが脳に与える影響

① 脳の神経可塑性を高める

ピラティスでは呼吸や姿勢を意識しながら、深層筋を細かくコントロールします。この「精密な運動」は脳に新しい刺激を与え、神経回路を強化。繰り返すことで**脳の学習力や適応力(神経可塑性)**が高まります。

② 前頭前野を活性化

ピラティスのレッスンでは「呼吸を意識しながら手を伸ばす」「インストラクションを記憶して動く」といった複数のタスクを同時に行います。これにより、注意力・判断力・自己コントロールを担う前頭前野が活性化されます。


2. 脳波とリラックス効果

ピラティス中は呼吸と動作のリズムにより、脳波がリラックス状態のアルファ波へとシフトしやすくなります。
その結果、

  • ストレス軽減
  • 集中力アップ
  • 睡眠の質向上

といった効果が期待できます。まさに「脳が喜ぶ時間」といえるでしょう。


3. 自律神経と感情の安定

深い呼吸は迷走神経を刺激し、副交感神経を優位にします。
これにより心拍数や血圧が安定し、ストレスホルモンが抑えられます。ピラティス後に「気分がすっきりした」と感じるのは、脳科学的にも説明できることです。


4. 高齢者やリハビリへの応用

近年は、ピラティスを高齢者の認知症予防プログラムや、脳卒中・パーキンソン病のリハビリに応用する研究も増えています。
「体を動かす」だけでなく「脳を鍛える運動」として、医療・介護分野でも注目されています。


まとめ

ピラティスは、

  • 体を整える
  • 心を落ち着ける
  • そして脳を活性化する

まさに “トータルヘルス” を実現するエクササイズです。
日々の練習が、身体の変化だけでなく「脳の若返り」にもつながるかもしれません。

投稿者:スタッフ 宮下